マンションの大規模修繕と防犯対策

マンションの大規模修繕を行うにあたり、ほとんどの施工会社が足場を架けて工事をすることが一般的です。

外壁塗装やベランダの防水工事をするわけですから、作業員が安心し効率よく工事を進めるためにも足場は必要です。

また、周りへの塗料の飛散を防ぐためにメッシュシートで全体を覆う作業も必要になります。

しかし、足場をかけることで容易に各階のベランダまでたどり着くことができるようになり、

メッシュシートが目隠しとなって、外側から見えにくくなることから、空き巣被害につながることがあります。

特に上層階の方ほど、外部からの侵入に対する防犯意識が低く、鍵のかけ忘れが多いようです。

今回は、空き巣被害を未然に防ぐための防犯対策をご紹介します。

▼窓ガラス面▼

ベランダなどの窓ガラス面は、しっかりと施錠をするように心がけましょう。

カーテンを閉め、夜間などは電気を点けておくことで人がいるように見せることで犯罪率の低下につながります。

また、防犯用のフィルムを貼ることも効果的です。

泥棒の侵入経路として一番多いのが、実は窓なのです。

空き巣被害の60%が窓を割っての侵入です。

ということは、どれだけ割れにくい窓にするかということが重要になってきます。

飛散防止フィルムは飛散を防止するためのものであり、防犯に対してはあまり意味がありませんので、防犯シートを取り付けるようにしましょう。

▼補助錠の設置▼

窓ガラスを割られ、鍵を開けられたとしてもサッシのレールに補助錠を付けておくことで、空き巣の侵入までの時間を長くすることができます。

空き巣は「侵入に5分以上」掛かってしまう場合は諦めやすいという警視庁のデータもありますので、容易に侵入できない状態にしておくことが必要です。

▼熱感知センサーライトの設置▼

センサーが人間の熱を感知することで反応し、点灯するライトをベランダ面などに設置しておくことで侵入を抑止するアイテムです。

急に点灯したライトにびっくりした犯人が侵入をあきらるという作用を狙っています。

▼まとめ▼

これらの防犯対策を取っておくだけでもかなり効果的です。

マンションの外壁塗装など足場が架かる工事の場合は、このような防犯に対しての注意も必要となります。

しかし、自分でできることも限られてしまいます。

地域のコミュニティでご近所同士お互いに声を掛け合いコミュニケーションを取ることとも有効な防犯手段になります。

狙われないマンションにするだけでなく、施工会社も含めマンション全体で防犯に対して意識していきたいものです。